不妊治療に入る前に、様々な検査があります。私のクリニックで実際に行った検査を紹介します。
検査時期一覧
下垂体から分泌されるLH、FSH、PRL、卵巣から分泌されるエストロゲン、卵巣や副腎から分泌されるテストステロンなどを調べます。
また必要に応じて、負荷検査(LH-RH、TRH test1)を行います。
見づらくてすみません。私の結果です。
先生からは「数値は大丈夫ですね。」との事でした。
X線透視下に子宮内へ造影剤を注入し、子宮内腔の形態、卵管の疎通性を調べます。
これについては後の記事に書こうと思います。
排卵日を予想するため卵胞の大きさを調べます。排卵まで1周期あたり2、3回必要になることもあります。
これは今クリニックに通っていてほとんど毎回行なっています。
最初は、生理から12日目あたりに受診し超音波検査→卵胞が育っているか、どのくらいの大きさ確認しタイミングの指示を受ける
と言う流れでしたが、今はクロミッドと言う排卵を誘発するお薬とデュファストンと言う黄体ホルモン補うお薬を飲んでいるので、
生理5日目あたりに受診し超音波検査→クロミッドの処方→生理から12日目あたりに受診し超音波検査→デュファストン処方
と言う感じになっています。
性交後12時間以内に来院し、子宮頚管から粘液を採取して顕微鏡で精子の数や動きを調べます。
超音波検査と同時に行います。
何回か行いましたが、毎回結果は良好との事でした。
排卵後、卵巣に形成される黄体から分泌されるプロゲステロンやエストロゲンを調べます。
同時にクラミジア感染の既往を調べる抗体の検査、甲状腺機能などの検査を行います。
各種感染症(梅毒、B型、C型肝炎ウイルス、HIV)、抗精子抗体(夫婦)
卵巣予備能を調べるミューラー管ホルモン、必要に応じて風疹、麻疹、水痘などの抗体を調べます。
(参照:医療法人浅田レディースクリニック)
このミューラー管ホルモンですが、卵巣に残っている卵子の目安のことで、
先生には「大体23歳で3.0、32歳で2.0、39歳で1.0、42歳で0.5と年齢が上がるにつれ下がるのですが、31歳でこの値は少し低めですね。」
と言われちょっとショックでした。
感染症など必要な検査で、自分の勤めている病院でできるものはやっておきました。
運動量、精液量、精子濃度、精子運動率、正常形態率を調べます。
これはやっていませんが、ヒューナー検査で良好な結果を得られているのでやらなくてもいいでしょう。との事でした。
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こう見るといろいろな検査をやってきたのがわかります。
検査で原因がわかるかもしれないので、赤ちゃんができなくて悩んでいる方は検査だけでも受けることをお勧めします。
長くなりましたが、最後まで見ていただいてありがとうございました。